2010年5月30日日曜日

IHクッキングヒーターの弱点(安全面)

IHクッキングヒーターは炎が出ないから火事の心配はない。
と思っている方もいるかもしれません。

しかし、それは大きな間違いです。
ここではIHクッキングヒーターの弱点(安全面)について書きたいと思います。




国の方針なのかメディアのネタにならないからか、あまり騒がれることはありませんが、実際にはIHクッキングヒーターでの火事やヤケドは増えています。


火事の事例としては急激な温度の上昇などでIHのセンサーが正常に働かないのが原因で起きるようです。
どの商品にも「発火の恐れ」「ヤケドに注意」と記述されているのはそのためです。

こうやって書いておけば事故が起きてもメーカー側も逃げれますからね。
「ここに書いてるでしょ?」と。「読まなかったんですか?」と。
まぁ、それはガスコンロも同じようなこと書いてありますが・・・笑


また、天ぷら油等は約370℃以上になると自然発火します。IHクッキングヒーターのトッププレートは、スイッチを入れると一気に200~300℃になるので、天ぷら油での火災が起きやすいのです。特に、年配の方などが節約の工夫で少ない油で揚げ物をしようとすると、急激に油の温度が上がりセンサーの反応が間に合わず火が上がったという事例も聞いたことがあります。


ヤケドの原因としては、火が見えないので使用中かどうかが判断しずらい点や、どこが熱せられているかが分からない点があると思います。見た目では分からなくても、料理が熱くなれば鍋も当然熱くなり、トッププレートも余熱でとても熱くなります。


「火が見えているから不安(火は危ない)」と言う人もいれば「火が見えているから安心(燃焼を確認できる)」と言う方もいます。これは使う方によって大きく見解のことなる部分ではありますが、それぞれの考え方に合った方を使って頂ければと思います。

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