2010年5月30日日曜日

IHクッキングヒーターの弱点(実用面)

ガスコンロと比べて使いやすい?
掃除もしやすいから見た目だけじゃなく、実用性もあるのでは?

ここではIHクッキングヒーターの弱点(実用面)について書きたいと思います。




トッププレートがフラットなIHクッキングヒーターは、清掃性の面から見るとやはり優位です。テレビのCMでも強調されている通り、サッとひと拭きで掃除ができます。一方、ガスコンロの天板も、ガラス製などフラットなタイプが主流となっており、IHキックングヒーターのように、サッとひと拭きというわけには行きませんが、ゴトクを外せば、汚れても楽にお掃除できます。ゴトクも食洗器で洗えるほど小さくなり、ゴトクがあるので鍋と天板が直接接触しません。そのため、トッププレートが傷つかない、汚れにくいという特徴を持っています。

では、本題に入りたいと思います。


○温度上昇が急激なので焦げ付きやすいなど、今までの料理の仕方では上手にできません。

IHクッキングヒーターとガスコンロ、どちらが料理を上手にできるか・・・
今までの料理法なら、断然ガスコンロの方が上手にできると思います。
IHクッキングヒーターは鍋底だけが熱くなり、ガスコンロは鍋全体が熱くなるので、料理に味の差がでます。また、大半のIHクッキングヒーターは使用できる鍋に制約があるので不便です。

標準仕様のIHクッキングヒーターでは、ほうろう・鉄・ステンレスの3種類の調理器具を加熱することができます。アルミや銅の過熱も対応していますが、前述した3種類の器具よりも、熱効率が良くありません。そして、土鍋などは完全に使用不可能となります。

ちょっと熱し方が特殊なため、非金属鍋は使えません。
この制約のせいで使い慣れた鍋で料理できないということもあるようです。


○同時調理に制限があります。
最新のIHクッキングヒーターには火力がガスコンロと同じぐらい強いという製品もあります。200ボルトのハイパワーで鍋底を発熱させますから、鍋全体に熱が伝わるガスに比べて、少量のお湯を沸かす時間などは速くなります。しかしそれは1つのヒーターを使った場合のことを指しており、同時に使える電力が製品にもよりますが5KW前後と制限されているため3つのヒーターを同時に使うと火力が低下します。
また、IHクッキングヒーターは製品にもよりますが、奥の小さなヒーターと魚焼きロースターが切り替え式であるため同時使用はできません。両面焼きタイプのロースターもありますが、ガスコンロのグリルの比べて焼き上がりに時間がかかるようです。


日本の家庭料理は、和食、洋食、中華など幅が広く、調理方法も煮る、焼く、炙る、炒める、茹でるなど、多岐に渡ります。こうした幅広い調理方法に対応するのはやはりガスではないかと思います。
「おふくろの味」を受け継いでいくためには、ガスが適しているといえるでしょう。


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