2010年5月30日日曜日

IHクッキングヒーターの弱点(経済面)

便利なIHクッキングヒーター。
しかし、その本体価格と工事代のもとを取るのは容易ではないのです。
ここではIHクッキングヒーターの弱点(経済面)について書きたいと思います。




まず第一に導入コストが高く、もとが取れないものなのです。
IHクッキングヒーターを使うためには一般家庭に供給されている電気100Vでは足りず、200Vへの工事が必要となります。これが結構高く、お客さまから聞いたお話ですが、オール電化への移行には器具代も含め全部で100万円ほどかかるようです。(ガスを使っていたのはコンロのみで、その常態からIHへ導入した場合)


ここで、新しくコンロ、IHクッキングヒーターを購入し、10年間使用した場合の金額の比較をしたいと思います。

・ガスコンロの本体価格:5万円×2=10万(5年間で一度交換と想定し2倍)
・ガスコンロのみ使用した場合の月額ガス料金:3千円

・IHクッキングヒーターの本体価格:30万円(10年間交換無し)
・100V→200Vの工事代:70万円

とすると、


①ガスの場合
本体価格10万円 + (月額ガス料金3千円 × 12ヶ月 × 10年) = 46万円


②IHクッキングヒーターの場合
本体価格30万円 + 工事代70万円 + (月額電気料金?円 × 12ヶ月 × 10年) =100万円+電気料金10年分


となります。


IHクッキングヒーターのみを使った場合の電気料金がいくらになるかは分かりませんが、圧倒的にガスコンロを使った方が安いことが分かるかと思います。IHクッキングヒーターの商品代はモノによってバラつきがあり、その取付工事代等も業者によって様々です。
しかし、これだけ金額に大きな差があることを覚えておいて欲しいのです。

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