2010年6月5日土曜日

「エコキュート(電気)」vs「エコジョーズ(ガス)」(経済面)

生活費にかかる光熱費の中で、給湯は約3分の1をも占めます。
この費用については、ランニングコスト(月々かかる光熱費)とイニシャルコスト(機器導入にかかる費用)をトータルで考えることが重要となります。

ここでは「エコキュート(電気)」vs「エコジョーズ(ガス)」(経済面)について書きたいと思います。





○ランニングコスト(月々かかる光熱費)は「エコキュート(電気)」が割安です。
(深夜の電気料金が割安な時間帯のみに使用した場合)


エコキュートは通常、割安に設定されている深夜電力を使用するため、ランニングコストはガスに比べて割安になるかと思います。一方、エコジョーズも、従来型の給湯器に比べ、ガスの消費量が13%削減されていますので、通常のガス給湯器を使用した時に比べてガス代が安くなります。


○イニシャルコスト(機器導入にかかる費用)はエコジョーズの方が割安です。

機器代の目安は、エコジョーズ(24号フルオートタイプ)が約39~45万円に対し、エコキュートが約70~94万円*(浴槽追焚きフルオートタイプ)です。エコキュートの方が40万円程度高い傾向があります。



○トータルでの比較は約同等。

ランニングコストはエコキュートの方が安いですが、購入時はエコジョーズの方がかなり安く済みます。
イニシャルコストの差をランニングコストの差で回収できるかが重要となり、その際のランニングコストは、各家庭のお湯の使用量により異なります。
このため、ハッキリとはいえませんが、トータルでかかる費用を考えるとエコジョーズもエコキュートもほぼ変わらないと言えると思います。



※上記の比較はエコキュートを深夜の割安な電気料金の時のみに使用した場合です。
一度に大量に使用した時の湯切れや、熱が冷めた時に行った場合の料金などについては後ほど触れたいと思います。

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